それも複数の先生から与えられるので、それを練習場で必死になって消化しようと体力の限界まで頑張って次のレッスンをそれぞれ受けるという繰り返しである。
もちろん課題を完璧にこなすなんて出来る訳もなく、先生からほんの少し改善してると見てもらえたら上出来である。そうしてまた新しい課題が浮かび上がるということになる。もうすぐ5年になるが、ずっとこの繰り返しでやってきた。
ナチュラルターンだけ見ればその人の技量がわかると言われるほど、それぞれの力量が素人でもハッキリ見てわかる。それ故かなり早い段階からずっとナチュラルターンのブラッシュアップは続けてきている。現在の自分も数え切れない課題を背負いながら練習場ではナチュラルターンの練習をしてる。全部を一度には意識出来ないから、そのうちの一つか二つの課題に取り組む。
そこに今回新しい課題が加わった。
カウント1で進行方向に踏み出した右足に乗り、カウント2で左足と左ボディをスウィングして振り出すことになる。ここで新しい課題ではストップモーションのように途中で動作を止めなさいと言われた。即ち右足のボウルで床を強くプレスし、右足の向きは進行方向を維持したまま、左足の親指で床に着地した状態で止まるのである。当然顔はまだ進行方向に向けたまま。高いレベルの審判はこの時に左足のズボンのしわで見分けているという。自分もそうだがプロでも殆どがこの時の右足ボウルでの床プレスの時間が短くなるらしい。
具体的に先生から指摘されたのは以下の通り。
・体重の移動が早すぎる
・右足ボウルの向きが進行方向を向いてない
・右足ヒールが低い(上げ方が足りない)
・右足ボウルでプレスしている時間をもっと長くする
なるほど指摘された点が改善されれば力強いスウィングになり、バランスももっと良くなると期待される。
この練習を何回か練習場でやり始めたら、右足ボウルのプレス不足に加え左ボディ振り出しが弱々しい欠点も見えた。進行方向に向かって顔の向きを維持しながら左ボディ(左胸)も力強く振り出す。時間的にはコンマ何秒のそのまた何分の一なのだが、右足でのプレスをしっかりと時間をかけるという練習は新鮮で自分の欠点をまた一つ再認識出来た。
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