タンゴでの軸の移動の時間比

 タンゴのスウィング・ダンスと比べた特徴の一つに軸の移動がある。厳密にいうとちょっと違うが、話を簡単にして、スウィング・ダンスの場合には同じペースで軸が移動する。

 一方タンゴの場合にはスパッとした歯切れの良さを出すために、ウォークの練習時から留意しておくべき点がある。ただ漠然と理解していた積りであったが、先生から質問を受けて初めて問題の核心に気が付いた。






 先生の質問は「一方の足に乗っている状態から他方の足に乗るまで、乗っている時間と軸の移動の時間配分は?」であった。しばらく考えてから自分の答えは「4:2:4」で。これが大正解であった。たまたま当たっただけで、自分ではそのような動きは全然出来ていないし、だからこそ意識づけさせようと先生はこの質問をしたのだと思う。

 意外と忘れがちになるのがバックの軸移動である。これも同様に練習することを忘れないようにしたい。

 こうして明確に頭の中を整理した状態でこれから練習するのと、ただ何となくスパッとキレのある動きがしたいと頭の中がモヤモヤした状態で練習するのとは成果が全然違ってくると思う。




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