若い頃からハードなスポーツをしていた関係で怪我防止のため十分に身体を解す重要性を身にしみてわかっている。だから冬でも汗が出るくらいたっぷりとストレッチをするのは、ダンスを始めた当初から続けている。最初はそれでも20分くらいだった。
それが個人レッスンの中で先生からのアドバイスで何種類かのメニューが加わり、気がつけば時間にして40分くらいはストレッチに汗を流すようになっていた。レッスンを始める前のことなので先生たちは見ていないものと思っていたら、3年経過した頃に「最近柔らかくなってきましたね」と言われた。その時は意外と見られているんだと感じただけであった。
今から思えば、それはレッスンの新しい流れを予兆させるプロローグだったのだ。
男性ダンサーも美しいシェイプを作る重要性がやっと最近になってわかってきたが、シニアの生徒にこれを教えることは非常に危険を伴うと思う。腰痛やひどい時には骨折も考えられる。だから先生はそのタイミングを見計らって美しいシェイプを動きの中で作るレッスンを始めたのだとわかってきた。
先生曰く「スキルの細かい点で改善すべき点は他に沢山ありますが、会場を見渡してぱっと目に入ってくるのはまずシェイプの美しい踊りですから、そちらを先にものにしましょう」
競技はやる気がないと言ってるんだけどねぇ・・・
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