ここまでは順調な回復

 生活の大きな柱の一つになっていた社交ダンスを怪我のため中断し治療に専念していることは既に書いた。その後の経過報告をする。

今までの経緯
 思い返せば今春頃から徐々に腰の周辺が重く感じるようになり、練習場でクールダウンのストレッチが終わって立ち上がる時に腰が伸ばせなくなり、数十秒間腰の曲がった老婆のような姿でじっとしていた。すぐに元に戻るのでそれほど気にしていなかった。

 夏場からは腿の肉離れ(これは他とは無関係だと後でわかる)と尻から腿・ふくらはぎにかけての痺れといった症状が加わって、何となく個人レッスンもキレが無くなって不調を自覚するようになる。しかし若い頃からのスポーツ体験で、痛いところがあっても練習で患部を動かしながら自然治癒させるということが当たり前と考えてきた。アスリートは誰でも何箇所か痛いところを抱えながら頑張っているんだと自分に言い聞かせていた。そして回復と悪化を繰り返しながらかなり長期間が過ぎ去った。

ダンスライフ一時中断
 そうこうするうちにダンスどころかじっとしていても痛みが酷く、特に椅子に座った時の痛みは耐えられないほど強く、10月4日の日曜日は練習場行きも取りやめた。その時には一週間も休めば楽になると思って先生に一週間の休みを申し出た。しかし一週間様子を見ても回復の兆候が無い為、先生には休みの延長を連絡し、10月13日の休み明けに病院で診察を受けた。

治療に向けて始動
 診断の結果は既に書いたが椎間板ヘルニアという病名で坐骨神経痛という症状が出ているということ。その病院では痛み止めの処方しかしてもらえないので、治療をしてもらうところは自分で他を探すしかない。坐骨神経痛で悩んでいる人は多いようでネットで探せばすぐにいくつもの整体や治療院がある。2~3箇所はハシゴすることになるだろうと気軽にまず一つの整体の予約を入れた。

 意外にも相性が良かったのか今まで6回通って、嘘のように痛みがなくなったのである。もちろんそこで教わったストレッチをかなり真剣に取り組んだことは言うまでもない。

 整体の先生の見立てでは、骨盤の左が上がっておりそれと関連して背骨が湾曲しているので、そのため引っ張られた筋肉が神経を圧迫していることが原因であろうとのことだった。施術の方針としては骨盤の傾斜を戻し、背骨の湾曲も真っ直ぐにするという。坐骨神経痛は5~10回で痛みが無くなる人が多いと最初に言われたものの半信半疑で聞いていた。







痛みが無くなったら完治か?
 あのじっとしていても涙が出るほどの痛みがまるで嘘のように無くなったが、これで一件落着と考えて良いのだろうか?いや決してそんなことは無い。
 まず今回の因果関係が不明であるから突然再発の恐怖は残る。介護職の人が腰を痛めるのはその原因が明確である。ところが今回は思い当たる原因がないのだ。強いて言えばダンスの練習があまりにハードワークで身体が悲鳴を上げたということくらいだ。
 ということはダンスを続ける限り常に突然の再発に怯えながら練習をしなければならないということになる。
 椎間板ヘルニアは手術したとしても完治は難しいと言われる。ましてや手術ではなく整体の施術だけで症状が治まったとしても、それは一時的に症状が緩和してるだけと考えるべきであろう。従ってこれからは本格的な練習再開にこぎつけたとしても、それは常に綱渡りの状態にあることを自覚しなければならない。

 本格的に練習再開した後も今まで以上に身体のメンテナンスに気を配り、場合によっては負荷を軽くすることも思い切って実行する必要がある。そして定期的に整体で骨盤周りのメンテナンスをすることも忘れないようにしたい。

本格的再開までのロードマップ
 そういうことで痛みが無くなったとしても慎重に段階を踏んで一歩ずつ身体の反応を確かめながら本格的再開に向けて進んで行こうと思う。

1.トレーニングジムでランニング再開
 まだ10kmの早朝ランニングは再開していない。トレーニングジムのマシンで距離を3km程度に抑えて19日から三日連続で走った。当然筋肉の張りはあるものの痛みは無い。

2.練習場
 22日から久しぶりに練習場に行く。今までの通常8時間滞在よりも短時間(5~6時間程度)に抑えて数回行って身体の反応を確認する。

3.早朝ランニング再開
 順調にいけば身体に対する負荷を通常に戻すため、毎日1時間の早朝ランニング再開

4.練習場での通常練習
 短時間モードから通常モードに切り替え

5.教室の個人レッスン再開





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