先生の狙いがわかった

モダンの先生のレッスンについて前回書いたのだが、今日のレッスンでその狙いが明らかになった。

大きな方向として昨年の後半から上体の柔らかな使い方を目指してるという予感はあった。そして今日、自分で勝手にアコーディオンの蛇腹の動きと名付けた練習の成果をチェックしてもらったところ(先生曰く)予想より早く仕上がったので次の段階に進むということになった。

その新しい課題はやはりベンチに浅く腰掛け両足と股関節は出来るだけ動かさずに背骨を中心に回転させることであった。これもアコーディンの動き(本当は別の名前があるらしい)と同様下腹から徐々に上に行くに従い回転に時差がある。回転を戻す時にも時差を作りながら最後に頭の向きを戻す。

先生の言葉によると、これは学生チャンピオンからターンプロして暫くは先生自身も知らず、2年前くらいに元世界チャンピオンの外人コーチャーから教わったとのことだった。もちろん学連では誰も取り入れていないし、日本のトッププロでも限られた人達しか使っていない技術とのこと。







英国の本流に対してイタリアの新しい潮流から世界に広まりつつある流行技の一つらしい。実際にフェザーステップやタンブルターン、ワルツのナチュラルターンに取り入れた動きを見せてもらった。男同士なのに変だけどその動きの美しさに惚れ惚れする。とても真似は出来ないまでも少しでも近づけるよう努力しようと決意した。また女性に対して前兆が伝わるので優しいリードになるらしい。


自分のような分際がこのような技に挑戦するなど人が聞けば笑いものだと思うのだが、先生はいたって真面目で今まで長い間かけて積み上げてきたからこそチャレンジ出来るのだと一歩も引かない。こうなったらとことん気合を入れて練習に励み先生の期待に応えたい。




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